私がブログを書くなんて…
PCもiPhoneもtwitterも大好きで、でもブログだけは絶対やらない‼️ってずっと思ってた…
そんな、自分の日常を赤裸々にして何が面白いの?って思ってた…
でもね、ふと思ったの。亡くなった母ともっと話しがしたかったなぁ、聞きたいこといっぱいあったのに聞けないままになってしまったなぁ、母は毎日どんなことを考え、どんな夢を抱いて、果たせなかったどんな目標があったんだろうかなぁ、と。
我が家は夫と長男と長女の四人家族。
夫は今タイで単身赴任の生活をもう2年半送ってる。
息子は2年前に結婚し、夫婦で建築事務所をやっている。
娘は昨年結婚し、やっと一年を迎えた。現在入院、闘病中。今日その病名がはっきりとした…
このブログはこれからの闘病の記録になっていくだろうし、私だっていつまで生きてられるかわからない歳になってしまったので、毎日の思うことを書き留めておかなきゃって思い始めた。
いつか残された人たちが、私ってどんなことを考えて生きてた人なんだろうと、思ってくれた時、このブログを見てくれれば良いなと思う。
ただそれだけ。
私の母の時代にブログなんてものがあって、それを見つけることができたなら、ゆっくり、ゆっくりと読み解きたかった…
母はきちんと家計簿をつける人だった。
何冊もの家計簿が残されていて、そのメモ欄に簡単な一行日記のようなものが書かれていた。
そのたった一行にその日一日の出来事を思い計る時、もっと一緒にいて語り合っていればよかったと悔やまれてしまう。
私自身が、家族にそんな風に思ってもらえる良い母、良い妻かどうかはわからないけど、もしも、もしもそう思ってもらえるときが来たら、どうぞこのブログをゆっくり、ゆっくりと読み進めてみてください。
このブログの存在は、いつかくる突然のお別れの時に読んでもらえるように、とじられた封筒の中に記しておきます。